【和泉市】久保惣美術館がますます行きやすく!ピカピカに舗装された駐車場と「上方ブロマイド展」が開幕
和泉市久保惣記念美術館では、2025年11月30日から常設展「上方ブロマイド―役者絵と美人画―」がスタートしており、会期は2026年1月25日(日)までとなっています。上方で盛んに制作された役者絵や美人画に加え、人気歌舞伎役者や遊女たちを写した華やかなブロマイドがずらりと並ぶそうですよ。

金や銀をあしらった豪華な作品や、輪郭線を印刷してから手彩色で仕上げる合羽摺など、上方ならではの工夫が楽しめるのも見どころ。絵の中の人物たちの表情を眺めていると、当時の舞台の華やぎが伝わってきそうです。

また先月、久保惣記念美術館の茶室を構成する蔵や門、塀などの建物群が、国の登録有形文化財(建造物)として文部科学大臣に答申されました。長く地域に親しまれてきた建物が、国レベルの文化財として評価されるのはうれしいニュースですね。

久保惣記念美術館はしばらく休業期間を設けていましたが、久しぶりに訪れてみると美術館入口前の景色が大きく変わっていました。これまで砂利敷きだった駐車場が、半面ほど真新しいアスファルトに舗装され、白いラインがくっきりと引かれています。

雨の日には足元がぬかるみ、スーツや和装で訪れる来館者からも「歩きづらい」との声があったというこの駐車場。新しい展示の始まりに合わせて半分の舗装が完了し、残り半分も順次舗装されるそうです。雨の日でも泥はねや砂ぼこりを気にせずに車を停められそうで、美術館に足を運びやすくなりそうですね。

現在も一部で工事が続いていますが、舗装されたエリアは見通しもよく、これまでより安全で使いやすい印象です。現地には駐車場の利用時間などの案内表示も新しく設置されていました。

この企画展とあわせて、和泉市久保惣記念美術館と「いずみの国歴史館」をめぐるスタンプラリーも開催中です。両館のスタンプを集めると、美術館の入館料が無料になったり、歴史館の図録がもらえたりといった特典が用意されており、歴史と美術の両方を楽しめる企画になっています。

新しくなっていく駐車場に車を停めて、常設展やスタンプラリー、歴史館めぐりまで一緒に楽しめる久保惣記念美術館エリア。冬のおでかけ先に訪れてみてはいかがでしょうか。

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